起業・独立前の準備

オフィス開業(事務所の開設や設立)

オフィスの開業や開設には、以下のような形態があります。費用がかからない順に紹介します。

  1. SOHO
  2. バーチャルオフィス
  3. レンタルオフィス
  4. インキュベーションオフィス
  5. マンションの一室をオフィス・事務所として使う
  6. 賃貸オフィス (貸事務所)

SOHO (自宅を事務所にする)

SOHO(ソーホー)とは、Small Office/Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)を略ですが、一般的に自宅などの小さなオフィスでビジネスを行うことを言います。

(料金の目安)

料金は自宅を事務所にするため無料です。フリーランスやクリエイター、ネット起業家など、自宅のパソコン一つで仕事ができ、取引先やお客様からの信頼が個人の信用でなんとか得られるようなビジネスなら、SOHOスタイルが一番費用や手間がかからず、おすすめです。

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスとは、自宅を事務所にしながらも、住所・電話番号・電話応対・郵便物の転送等をアウトソーシング会社に任せることを言います。

さらに具体的にすると、自宅を事務所とするのはSOHOと変わりませんが、起業スタイル(例えばネット通販会社など)によっては、名刺やホームページに自宅の住所や電話番号などの連絡先を記載したくない場合があると思います。また、取引先やお客様に対して、従業員が自分一人だと思われたくない場合もあると思います。

そういった場合に、バーチャルオフィス会社を利用することで、住所・電話番号・電話応対などをバーチャルオフィス会社に任せることができ、名刺やホームページの連絡先には、バーチャルオフィス会社の連絡先を記載することができます。また、電話対応や郵便物の転送をバーチャルオフィス会社に任せることもできます。便利な世の中になったものです。

(料金の目安)  

料金は、月に数千円~2万円くらいです。これに別途初期費用がかかりますが、レンタルオフィスや事務所を借りるよりは、格段にコストが抑えられます。事務所はお金を生み出さないため、何かと費用や手間がかかる起業当初は一旦バーチャルオフィスで起業し、軌道にのったら賃貸事務所へ移るということもいいかもしれません。

レンタルオフィス

レンタルオフィスとは、すでに設備や内装を整えられているオフィスで、「すぐに使える状態」になっている事務所を、月極や時間貸しといった比較的短期の期間で貸しているオフィスのことです。

一般に事務所を借りる際には、入居する不動産物件探し、長期の賃貸約契約、内装・設備の工事や什器の手配、引越等々の手配業務が発生し、時間と手間だけでなく多額の資金が必要となります。

レンタルオフィスでは、レンタルオフィス会社が設備や内装を整えており、「月極」や「時間貸し」といった比較的短期の期間に区切って、すでに内装・設備工事等が完了した「すぐ使える状態のオフィス」を定額の費用で利用できるメリットがあります。

また、受付や備品調達等の面で、レンタルオフィス会社がサービスを代行しているケースが多いため、少人数でオフィスを運営する際には、コストを抑えてオフィスを利用することができます。

ただし、すでに事務所の形態がレンタルオフィス会社によって決められているので、事務所の自由度が低く、自前で用意した場合と比べると、長期でみた場合にコスト高になることがあります。

(料金の目安) 

一般的な貸事務所と比べると、敷金や礼金が不要で、サービスや設備が揃っているケースが多いため、初期費用やランニングコストを節約することができます。月々の費用は、貸事務所を借りる場合よりも、多少割高になるのが一般的です。

主に、起業当初で売上がそれほどないものの、来客等が多いため、SOHOやバーチャルオフィスでは難しい場合などに、レンタルオフィスを利用するのが良いのではないかと思います。


 

次のページ(インキュベーションオフィス・賃貸事務所)へ

ページの先頭へ