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社会起業家

社会起業家とは、単に収入や利益を得ることだけを目的として事業を興すのではなく、世の中や社会をよりよいものにするため、社会の課題をビジネスにより解決している起業家のことです。昨今、社会の課題を事業により解決する社会起業家が増加しています。ここでは、世界や日本を代表する社会起業家をご紹介致します。

ビル・ドレイトン(アショカ財団)

19歳の時にインドに訪問。貧富の差を目の当たりにし「社会起業」に興味を持つ。その後、米国ハーバード大学、英国オックスフォードで学びのマッキンゼー(経営コンサルティング会社)に入社。1980年アショカ財団を設立。起業家人材を求め、世界70カ国に2700名のフェローという仲間を社会起業に導く、社会起業家の父。

ムハマド・ユヌス(グラミン銀行総裁)

貧しい人が貧困を解消し自立的に生きるためのシステム、マイクロクレジットの考案者。貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資を主に農村部で行っている。銀行を主体とし、インフラ・通信・エネルギーなど、様々な分野で「グラミン・ファミリー」事業を展開。2006年ノーベル平和賞を受賞。

サフィア・ミニー(フェアトレードカンパニー株式会社代表)

1990年に英国から来日。1991年環境・国際協力NGO「グローバル・ヴィレッジ」を創設。95年にフェアトレード事業に部門を法人化し、生産者に適正な対価を支払い、永続的に取引を続けることで、貧困層の経済的自立などを支援することを目的とした「フェアトレードカンパニー株式会社」を設立。世界20カ国60団体に及ぶ生産者パートナーを持ち、「ピープル・ツリー」のブランド名で販売。2005年、スイスのシュワブ財団による「世界で最も傑出した社会起業家」に選出。

ジャクリーン・ノヴォグラッツ(アキュメント・ファンド創設)

バージニア大学卒業後、チェース・マンハッタン銀行に勤務。1986~89年に、ルワンダでマイクロ・ファイナンス事業に携わる。帰国後、スタンフォード大学でMBAを取得し、ロックフェラー財団を経て2001年にアキュメン・ファンドを設立。資本主義を「利用」して、世界の貧困を解決するベンチャー投資形式の途上国支援が世界で注目されている。

リンダ・ロッテンバーグ(エンデヴァー代表)

1991年ハバード大学卒業後、アショカ財団へ。途上国援助では中間層が無視されていると考え、1997年進行途上国での起業を援助するNPO団体「エンデヴァー」発足。革新的かつ成長が見込める企業を発掘し、支援することで地域経済および文化を促進。それらを企業モデルとして普及させ、新興市場の活性化を促進。

秋山 をね(株式会社インテグレックス創業者)

1998年青山学院大学大学院修了後、1999年より独立系証券会社の米国子会社駐在。2001年6月社会責任投資を日本に普及、定着させることを目的に株式会社インテグレックスを設立。金融機関、事業会社と資本関係を一切もたない中立公正な調査会社として、日本の上場企業を対象にCSRの調査を行う。社会的責任(CSR)に配慮した経営をする企業を評価し、資本市場を通じて支援していく投資活動(SRI)の普及に尽力。

ロザンヌ・ハガティ(コモングランド・コミィニティ代表)

1982年アマースト大学を首席で卒業後、タイムズスクエアにある教会でボランティアとして働きながらホームレスのカウンセリングを行う。ホームレスの現状を根本的に解決するためニューヨークの中心、タイムズ・スクエアなどにある閉鎖したいくつものホテルを、低所得者・ホームレス向けアパートに改装。安価で住居を提供、ヘルスケア、就業支援サービスを行い周辺の犯罪率が激減。地価も高騰し経済効果にも貢献。

白井 智子(スマイルファクトリー代表)

1995年東京大学法学部卒業後、松下政経塾に入塾。教育改革をテーマに国内外の教育現場を調査。訪れた学校で、小学生になってクラスに参加したり、講師として授業を行う。また研修生として教育委員会で仕事をしながら、様々な形で教育現場を調査、研究。結果、教育はシステムだけでなく現場の問題、という結論に至り、不登校・いじめ・ひきこもり・非行など、様々な問題を抱えた子どものための学校「スマイルファクトリー」を開設。

 

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